みやぎ音楽支援ネットワーク|活動紹介

みやぎ音楽支援ネットワークの活動紹介

1.楽器の調達・提供、子どもの音楽環境の整備
2.被災地での音楽教室の開講、被災地域の新たなコミュニティ形成への支援
3.被災弱者(高齢者等)への音楽を通じた心のケア活動
4.被災地・避難所等における慰問コンサートの実施
5.チャリティコンサート開催等による募金と支援金の送付
6.被災地各種情報の非被災地へむけての広報活動、長期支援の訴え

楽器の支援(調達、調整、提供)

一般、関連企業等より楽器提供を募り、災害で楽器を失った方々、また復興に向けて新たに音楽 活動を始めようという方々に必要に応じて楽器を支援提供します。 被災地の音楽愛好家の中には、震災によって楽器や練習場が失われた方たちも多くいます。その方々に、再び音楽に親しんでもらいたいという思いから、楽器をお届けする活動をしています。これまで、全国、そして世界から支援の楽器が送られました。またいただいた支援金を楽器に変えて届けます。

子どもの音楽環境の整備

震災にあった子どもたちを主な対象として、人間形成・育成の一助として、音楽によってそれを育む環境作りを行います。

子供たちは、今回の震災を様々な形で体験し、それぞれにその体験を受け止めています。 実際に地震と津波を体験し、家族や友だち、そして家をなくした子供たち。 親が仕事をなくした家庭では、新たな生活の中で、子供たちはさらに辛い体験をしているケースもあります。そんな子供たちに、音楽を通じて、ひとときでも心のケアになる時間を届けることができれば…そのような思いで、様々な企画を実施していきます。

音楽教室

各種音楽教室を企画開催し、音楽を楽しみ学ぶ機会を提供します。

災害にあった方々が以前の日常の暮らしに戻るには、長い月日と時間がかかります。その間の心の支えになるのは、日々のほんの些細な楽しみであったりします。また高齢の方々は、新たな場所で親類や知り合いがいないため、孤独に暮らす方々もいます。歌ったり楽器を練習することを通じて音楽に親しむことは、そのような方々が、新しいコミュニティに参加する機会ともなります。

慰問コンサート

必要に応じてチャリティーコンサートを開催、支援し、募金を募り目的に見合った支援を行います。

長期支援の訴え

音楽により目標や希望が成熟しうるように長期にわたって支援するとともに、被災地のさまざまな情報、現状を非被災地の方々に知っていただけるよう広報活動を行います。

震災からの復興までには長い年月が必要です。 阪神淡路大震災後も、15年以上たった今、やっと街が復興してきたという声が聞かれるようになりました。今回の震災からの復興には、それ以上の時間と、その間の継続的な支援が必要になります。その復興活動に対して、全国からの支援をお願いし続けるためには、被災地以外の地域の皆さんに、復興の現状を知っていただき、継続的な支援の必要性を訴えていかなければなりません。そのため、チャリティ・コンサートなどを通じて、被災地の現状を皆さんにお伝えしていきます。
今日に感謝:佐野さとり
作家の佐野さとりさんは、宮城県亘理町在住の作家。みやぎmsnのイメージ・イラストとして使わせていただけることになったものは、「今日に感謝」と題された石膏画の作品。 佐野さとりさんの常設ギャラリー『ボクの色』では、展示の他に、染色、布人形、苔玉づくり、ビーズ教室、など、様々なワークショップも行われています。 佐野さんの展示やワークショップの紹介を含めたブログは、こちら